ISSB(国際サステナビリティ基準審議会)

ISSB(国際サステナビリティ基準審議会)とは

ISSB(国際サステナビリティ基準審議会)とは、企業のESG(環境・社会・ガバナンス)など非財務情報の国際的な開示基準を策定するための組織です。2021年11月にIFRS財団によって設立されました。

ISSB設立の背景と役割

ISSB(International Sustainability Standards Board、国際サステナビリティ基準審議会)は、企業のサステナビリティ関連情報開示を統一する国際的な基準を作るために、IFRS財団が2021年11月に設立しました。背景には、企業活動におけるESG(環境・社会・ガバナンス)情報の重要性が高まり、投資家が比較可能で信頼性の高い情報を求めるようになったことがあります。従来はTCFDやCDSB、VRFなど複数の基準が乱立していたため、統一された「グローバル・ベースライン」を作る目的で発足しました。

ISSBは2023年に「IFRS S1(サステナビリティ関連情報の全般的要求事項)」と「IFRS S2(気候関連情報開示)」の2つの基準を公表し、TCFDの提言も統合しています。これにより、企業は財務情報とサステナビリティ情報を結びつけ、投資家にとって有用な形で開示することが期待されています。

日本でもSSBJが国内基準の策定を進め、2027年以降の義務化が検討されています。ISSBの登場により、企業の持続可能性への取り組みが一層重要になっています。

ISSB(国際サステナビリティ基準審議会)