SSBJ(サステナビリティ基準委員会)

SSBJ(サステナビリティ基準委員会)とは

SSBJ(サステナビリティ基準委員会)とは、日本における企業のサステナビリティ情報開示基準を策定するために、2022年に設立された組織です。国際基準を踏まえつつ日本独自の実情に応じた基準整備を進めています。

SSBJ設立の背景と役割

SSBJ(Sustainability Standards Board of Japan、サステナビリティ基準委員会)は、企業のサステナビリティ関連情報の透明性や比較可能性を高めるため、公益財団法人財務会計基準機構(FASF)の内部組織として2022年5月に設立されました。背景には、気候変動や社会課題への対応が求められる中で、投資家や社会から企業に対する非財務情報開示への要請が強まったことがあります。国際的にはISSB(国際サステナビリティ基準審議会)が2023年にIFRS S1・S2基準を公表し、日本もそれに沿いつつ独自要素を加えた基準策定が必要になりました。

SSBJは、IFRS財団やISSBとの協調のもと、日本企業の特性や国内法制度への適合を考慮した基準作りを行っています。2024年3月には、IFRS基準をベースにした日本版の公開草案を公表し、2027年以降、時価総額の大きい企業から順次適用が始まる予定です。SSBJ基準は、温室効果ガス排出量(スコープ1〜3)の開示やガバナンス・戦略・リスク管理・目標などを含む具体的な開示項目が特徴です。また、国内外の法規制やステークホルダーからの要請に応えつつ、将来的には全上場企業が対応できる枠組みとなることが期待されています。企業は自社の現状把握や体制整備を進め、第三者保証にも対応できるよう準備することが重要です。

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